☆アラフォーファッションの先駆者☆杏の日記

2017年07月29日

ファッションとアクセサリーの微妙な駆け引き

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今年の冬辺りから、付けているだけでバッチリ主張されたインパクトのある揺れるタイプのピアスやイヤリングが大流行しています。冬場に流行した、シャラシャラしたフリンジの付いたアジアンテイスの物も健在ですが、木などの天然素材と天然石をミックスさせたアジアンテイストで、どこかアフリカンな雰囲気もミックスされたどちらかと言えば泥臭い感じの物も流行していて、ピアスを開けていない人などは、結構耳が重くて痛い様な感想もしばしば聞かれる程です。

それ位、どっしりした存在感のあるピアスが流行しているのですが、そうなると、首元を彩るネックレスなどは、差し引きの引き算法則で付けない方が、全体がごちゃごちゃせずに、すっきりまとまってオシャレ感がアップします。

そう考えると、ファッションの流行とアクセサリーの関係性も、服のテイストや縫製に合わせて良く考えられて、流行が作り出されているのだと感心せずにはいられなくなってしまいます。よくよく考えてみると、昨年辺りからトップスは、メンズライクなビックサイズのものが流行していて、サイズ感はもちろん、Tシャツの襟の空き具合も、メンズ物の様にしっかり襟ぐりが締まった物が流行している事に気づかされます。

数年前までは全く真逆で、むしろ鎖骨が見えて、フェミニンな感じのするフェミニンなTシャツに、レディーライクな華奢でつぶらなプチネックレスを付けるのが流行していました。これも今から考えると、アクセサリーとお洋服との組み合わせがマストしていて、ファッション業界全体で、華奢なネックレスを流行させるべく、トップスは露出度が高い、鎖骨の見える襟の具合にしていたのではないかなと改めて納得させられます。

今年の様な襟が詰まったタイプの服の上から華奢なネックレスを付けても、服の柄でインパクトがないし、服の上からプチネックレスを付けても、野暮ったいだけです。2,3年前まではオシャレでイケテる組み合わせであっても、数年後に同じ様に組み合わせても、なんかチガウと感じるのは、残念ながらもそれがもうすでに過ぎ去った流行だからだと納得せずにはいられません。

とは言え、自分の好みにスタイルで、流行と真逆であっても、個人のスタイルとして確立するのであれば、それはそれで逆に自分に信念を持っていて、とてもカッコイイ事だと言えます。後ろめたく感じたり、あ、何か違ったかなと恥ずかしく感じると、只の流行遅れになってしまいますから、好きなら堂々とがポイントです。

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